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松本清張 「隠蔽と暴露」の作家 高橋 敏夫(著) 集英社 - @Books

松本清張 「隠蔽と暴露」の作家 (集英社新書)

著者高橋 敏夫
出版社集英社
発売日2018年01月17日頃
サイズ新書
価格836 円

社会全体に陰鬱な雰囲気がひろがりつつあるこの時代に、松本清張が再び求められている。本書は清張の表現の核にあった「隠蔽と暴露」の方法をたどる。そして、清張の作品をとおして、わたしたちが日常で感じる社会や国家への「疑い」を称揚し、そこにひそむ秘密を見抜く方法を明らかにする。戦争、明るい戦後、政界、官界、経済界、社会的弱者、宗教など、清張が精力的に描いたテーマは多くあるが、戦後最大の隠蔽装置ともいえる「原子力ムラ」にふみこまなかった清張の謎にも迫る。

新書 > その他
人文・思想・社会 > 文学 > 文学史(日本)

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