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常用漢字の歴史 (中公新書)
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教育、国家、日本語
十万字以上の漢字のなかで、日本語の読み書きに使う目安となる常用漢字は二一三六字。これに人名用漢字を加えた約三千字で過不足はないのか。選択の基準はどこにあり、字体や音訓はどのように決められたのか。本当に常用されているのか。国家が漢字と音訓を制限することの功罪とは。本書は江戸時代の常用漢字を推測する実験から説き起こし、明治以降のさまざまな漢字表を紹介。常用漢字でたどる日本語の百五十年史。
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