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わかれ路 (ハヤカワ文庫)
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ほんの数秒間の出来事が、パリに住む壮年の弁護士ドゥロモーの運命を狂わせた。自動車事故で重態に陥った男の脳裏を、さまざまな思いが駆けめぐる。身の回りの品々への愛着、かつて出会った数々の死、親しかった人々への惜別の情…。ポケットには、破り捨てるつもりだった恋人への別れの手紙が入っていた。-《事故》ゆえに自らの《死》と向い合うことになった人間の心中を、意識の流れの手法で描いたギマールの名篇。
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