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国民が知らない 上皇の日本史 (祥伝社新書)
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著者 | 倉山 満
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出版社 | 祥伝社
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発売日 | 2018年08月01日頃
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サイズ | 新書
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価格 | 1,012 円
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皇極・持統の古代から江戸後期の光格上皇まで、天皇の多くは上皇になった。実は、天皇家の長い歴史から見て、明治・大正・昭和という「死後退位」の三代こそ異例なのである。上皇の存在を長く知らなかった国民は、二〇〇年ぶりの「生前退位」を前にして、「天皇より上皇のほうが偉くなってしまわないか」と心配している。しかし、ひとたび歴史に目をやると、院政を布いた上皇はほんの一部だった。江戸の頃には上皇の存在価値は高まって、良い先例も現われている。上皇のあり方を含む天皇制の議論は、目先の事象にとらわれず、広く歴史に目を向けて行なうべきものだろう。
新書 > その他 人文・思想・社会 > 歴史 > 日本史
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