|
|
現場が動き出す会計
|
人はなぜ測定されると行動を変えるのか
この本は、管理会計についての入門的な教科書として書かれている。ただ、類書とは構成も力点の置き方もかなり違う。その違いを一言で表現すれば、「人間が主役の管理会計」ということになろうか。だから、会計的な計算法についての解説よりも、管理会計システムが生み出すデータが企業の現場の人々の行動にもたらす歪みや、管理会計システムを作る側が陥りやすい落とし穴の解説が多い。現場の人間行動を十分に了解した上で、管理会計システムは設計され、運用されなければならない。そして、それが出来ている管理会計システムには、現場の人々を動かす力がある。本書で取り上げている京セラのアメーバ組織は、その実践例だ。
ビジネス・経済・就職 > 経営 > 経営戦略・管理 ビジネス・経済・就職 > 経理 > 財務管理・キャッシュフロー
|
みんなの感想
登録している読者
この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
|
|
|