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京なさけ (二見時代小説文庫)
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小料理のどか屋人情帖 19
時吉とおちよの旅篭付き小料理のどか屋に、京から老舗料理屋の跡取りが訪ねてきた。時吉の料理の師・長吉が若い頃に修業した四条大宮の宮戸屋の若旦那・京造だった。父の死後、母と板長が形にこだわって心のこもらぬ料理しか出さぬので、客が怒って、このままでは店が潰れてしまう。なんとか料簡違いを窘めて店を立て直してほしいというのだ。時吉は京に行ったものの…。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・か行
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