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聞け!風が
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『翼よ、北に』に続く、アン・モロー・リンドバーグの第二作。1933年、リンドバーグ夫妻は、アメリカとヨーロッパを結ぶ航空路開拓の調査飛行に出発した。帰路最大の難関は、水上機でアフリカのカーボ・ヴェルデ諸島を飛び立って南米のダカールに至る、長時間に及ぶ大西洋上の飛行である。吹き荒れる強風、黄熱病の流行、一転して、離水を阻む完全な無風状態ーさまざまな困難におそわれ、夫妻は捕らわれた鳥のようにアフリカから飛び立つことができない。ダカールへの飛行を試みては挫折し、試み、挫折し…アフリカ最西端の地での10日間をモチーフに、飛行という行動をつうじて獲得した、新しい世界と人間のすがたを描く。
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