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現代の自殺
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著者 | 石濱照子
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出版社 | 東信堂
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発売日 | 2017年11月
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サイズ | 単行本
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価格 | 3,080 円
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追いつめられた死:社会病理学的研究
2016年、日本では毎日約60人が自殺した。近年は減少傾向にはあるとは言え、未だ世界ワーストレベルである。果たして、人々はこの異常さを認識しているだろうか?「自殺は個人の選択のひとつ。」このような意見を持ってしまうこと、それ自体がまさに近代化ー個人主義、地域共同体の瓦解、家族の縮小ーの暗部である。競争社会が「敗者」を死へと追い込む。その死は「個人の選択」とみなされる。もはや深刻な社会病理である。本書は、社会病理としての自殺の社会・文化的要因を明らかにし、行政が実践としてどう問題に対処できるかを提示する、よりよい社会の構築に向けた研究提言である。
人文・思想・社会 > 社会 > 社会病理・犯罪
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