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三井グループの研究 (歴史新書)
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著者 | 菊地浩之
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出版社 | 洋泉社
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発売日 | 2017年10月
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サイズ | 新書
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価格 | 990 円
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実力主義が支えた名門集団
「大胆な抜擢」「大幅な権限委譲」-名門財閥・三井の強みは、現代に生かされるのか?江戸時代以来の富商・三井は、明治期以降も日本最大の財閥として君臨し続けた。俊敏なヤリ手を採用して、大胆な権限移譲で知略の限りを尽くし、集団戦よりも個人戦を得意とする一匹狼の群れ、それが三井だった。しかし、戦後はその強さを発揮できずに斜陽化の道をたどる。高度成長期の旧財閥系企業集団は、グループ企業が結集し排他的な商取引網を構築した。それは、いかにしてグループとして勝つかということだ。三井には不得手な戦い方である。年功序列の日本的経営が崩壊しつつある現在は、三井にとってチャンスとなるか。本書では、三井の創業から三井財閥、企業集団・三井グループの歩みをたどりつつ、代表的なグループ企業の歴史と現在も明らかにする。
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