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歴史的理性の批判のために
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著者 | 上村忠男
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出版社 | 岩波書店
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発売日 | 2002年05月
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サイズ | 単行本
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価格 | 3,080 円
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一人の証言者も残さない徹底的な破壊を、歴史は想起できるのか。民族・国民の歴史が排除してきた「他者」を、歴史は回復できるのか-二〇世紀の廃墟のあとを生きる私たちは、近代の歴史的理性の限界を意識せざるをえない。しかしまさにそれゆえに、わたしたちは廃墟のあとの歴史・異他なる歴史の構想へと歩を進めることができるのだ。あらたな歴史の主体形成の可能性をサバルタンのなかに探る、二一世紀の歴史哲学への問い。
人文・思想・社会 > 歴史 > 世界史
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