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アジア諸戦争の時代 1945-1960年 (岩波講座 東アジア近現代通史)
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1945-1960年
第二次大戦終結により、東アジアが相次ぐ独立と脱植民地化の動きを見せるのに応じて、西洋列強は再び帝国主義的支配をもくろんだ。米ソ冷戦が本格化すると、中国では国共内戦の結果、中華人民共和国が成立したのに踵を接して、朝鮮戦争が勃発、アジアでは東西冷戦が「熱戦」に転化していった。独立したアジア諸国が、東西対立に与せず、帝国主義に反対する新たな地域国際秩序を模索していったのとは対照的に、敗戦後の日本は、戦後復興を進め、西側陣営に組み込まれていった。
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