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アメリカ大統領と戦争
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2度のピューリッツァ賞受賞に輝く米国歴史学界の大御所、またリベラル派知識人として尊敬を集める歴史家による、痛烈な現代アメリカ政治とくにブッシュ政権の外交政策批判の書。200年にわたる対外関係史を歴史的に検証することを通してアメリカ外交における伝統としての単独行動主義の経緯を明らかにし、戦争が対外関係および国内の政治バランスを変化させる契機となってきたことを指摘。イラク戦争を米国の国際的孤立を招くものとして批判し、9・11以後の大統領権限の拡大と市民的自由の侵害に警告を発する。アメリカ民主主義の根本問題として選挙制度のあり方を批判的に考察し、歴史に学ぶことの効用を説く。歴史のプリズムを通して現代アメリカの課題を浮彫りにする警世の書。
人文・思想・社会 > 政治
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