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植民地近代の視座
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著者 | 宮嶋博史
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出版社 | 岩波書店
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発売日 | 2004年10月
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サイズ | 単行本
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価格 | 6,050 円
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朝鮮と日本
二〇〇〇年から翌年にかけて、日本の歴史教科書はまたしてもアジアの国々の批判を浴びた。底流に渦巻くのは、日本はアジアにたいする植民地化と戦争を真に自己批判していないのではないかという根深い疑念である。歴史叙述とりわけ近代史は、いずれの国においてもナショナリズムを助長する格好の温床となってきた。本書は、日韓の歴史家たちが植民地支配の過去を克服して真の相互信頼を築くべく、植民地化と近代性の関係という両国のナショナリズムにかかわるもっとも困難な問題に挑戦し、ナショナリズムの同時克服を可能にするような新しい歴史叙述を模索した、貴重な記録である。
人文・思想・社会 > 歴史 > 日本史 人文・思想・社会 > 歴史 > 世界史
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