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自壊社会からの脱却
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もう一つの日本への構想
いま、グローバル化と格差・貧困の拡大が進む日本社会のいたるところで、先行きの見えない不安と閉塞感が広がり、政治や行政への不信と諦めが人々の間に巣くっている。「次の時代」への青写真ー壊れつつある社会システムから脱却するための、地の足の着いたトータルな構想ーが今ほど求められている時はないだろう。金融・経済、環境、社会保障、雇用、福祉、教育、財政など、各分野の最前線で活躍する9人の論者が分野の垣根を越えて共同執筆する本書は、各領域の相互連関に目を向けながらこれからの課題解決の方向性を指し示す、問題提起と提言の書である。
人文・思想・社会 > 社会科学
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