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アーレント=ショーレム往復書簡
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アイヒマン論争で交友を断ったアーレントとショーレムは、そこにいたるまで、壊れやすい友情を抱えながら互いに真摯に向き合おうとしていた。ベンヤミンの死、シオニズム論争、ナチスによる破壊からのユダヤ文化の再興、そしてアイヒマン論争…。一九三九年から六四年までに交わされた一四一通の書簡を通じて浮き彫りになる、知られざる真実とは。併せて収録するアーレントのヨーロッパ調査報告(一九四九ー五〇年)は、本書で初めて公表された。
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