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アイヌ通史
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「蝦夷」から先住民族へ
日本社会においてアイヌはいかに人種化され、人種差別の対象となってきたのか。また、そうした差別と抑圧に対して、アイヌがどのように抵抗を重ねてきたのかー。歴史学をはじめとして社会科学における不可欠な分析概念となった人種とエスニシティを全面的に導入した本書は、英米圏における第一級のアイヌ史として、後続する研究に多大な影響を与えてきた。一九九六年の原著出版以降の変化を追った補章、および訳者による充実した解題を追加し、今なお日本社会に深く横たわるアイヌへの差別構造を問う。
人文・思想・社会 > 歴史 > 日本史
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