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藤村随筆集 (岩波文庫 緑24-7)
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晩年の島崎藤村は、「簡素」という言葉を愛用し、食物では青紫蘇を添えた冷奴や胡瓜もみを好んだといわれるが、彼の生涯は自分の鬱屈した脂っこい体質を克服し、簡素・平俗に至ろうとする苦闘の過程であった。その意味で、率直に自己を語り、しなやかな人生観を示す藤村のエッセイからは、その実像が鮮やかに浮かびあがる。80余篇収録。
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