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内田魯庵山脈(上) (岩波現代文庫)
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著者 | 山口昌男
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出版社 | 岩波書店
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発売日 | 2010年11月
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サイズ | 文庫
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価格 | 1,496 円
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〈失われた日本人〉発掘
明治から昭和初期にかけて健筆をふるった内田魯庵(一八六八ー一九二九)。彼はドストエフスキーやトルストイをいち早く日本に紹介したことで有名だが、他方趣味や遊びを共にした市井の自由人たちのネットワークの形成に大きな影響を与えた。本書は魯庵を手がかりに、近代日本の埋もれた知の水脈を発掘する歴史人類学の試みである。上巻では西沢仙湖、林若樹、坪井正五郎、清水晴風ら雑誌『集古』につどった人々が取り上げられる。
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