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〈物語と日本人の心〉コレクション II 物語を生きる (岩波現代文庫 学術344)
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今は昔,昔は今
心理療法とは、来談者が自分にふさわしい物語をつくりあげるのを援助する仕事だ、と河合隼雄はいう。日本古典の物語には、現代人が自分の人生の物語をつくるうえで参考になる知恵がたくさん詰まっている。うつろう美、殺人なき争い、継子の幸福。夢の重要性…。『竹取物語』『宇津保物語』『落窪物語』『浜松中納言物語』『平中物語』など、九世紀から十一世紀までの日本の王朝物語に現われる様々な物語パターンが、心理療法家独特の目を通して分析される。
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