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荷風と東京(下) (岩波現代文庫)
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著者 | 川本三郎
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出版社 | 岩波書店
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発売日 | 2009年10月
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サイズ | 文庫
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価格 | 1,210 円
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『断腸亭日乗』私註
『断腸亭日乗』によりながら、著者自ら荷風が歩いた東京を時間旅行し、失われた風景を幻影を見るように見る。下巻では銀座での交遊、写真や映画との関わり、玉の井の探索と傑作『〓(ぼく)東綺譚』の執筆の経緯、戦時下の浅草の哀愁が描かれ、東京大空襲による偏奇館焼亡、市川・八幡での終焉に至る。田園のなかに古き東京を見た荷風の幸福とはどのようなものであったか。
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