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方丈記 (対訳古典シリーズ)
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“ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず”という有名な詞章で始まり、全編うたうような美文で綴られる『方丈記』。その底を流れるものは、古代から中世へ激動の時代を生きた長明が、晩年にようやく到達した境地ー仏教的無常観である。本書は、『方丈記』及び長明をより深く理解するために詳細な解説・年譜・地図を付し、『発心集』中の説話を抄して併録したものである。
人文・思想・社会 > 文学 > その他
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