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里と森の危機 佐藤洋一郎(植物遺伝学)(著) 朝日新聞出版 - @Books

里と森の危機 (朝日選書)

著者佐藤洋一郎(植物遺伝学)
出版社朝日新聞出版
発売日2005年10月
サイズ全集・双書
価格1,210 円

暮らし多様化への提言

今から約1万年前、定住生活を始めた人は燃料や建材を得るため、森の木を伐った。火や水の力を利用して山を切り拓き、食料となる植物の種子を播いた。植物の花々は虫を招き、それを追って動物たちがやってきた。こうして人の手によってつくられた「里」は、多様性に満ちた生態系を作りだした。また、里は人の感性も育んだ。花は人々の色の学校となり、その香りは季節を教え、果実は味覚を豊かに広げた。ところが今、私たちの心を育んだ里は崩壊への道を辿っている。休耕田は広がり、過疎化が進み集落は消え、森は荒れ、田畑は原始の森へ呑み込まれていく。いったい何が起きているのかー植物遺伝学の第一人者が「里」に迫る危機の意味を読み解き、再生への道を提言する。

科学・技術 > 生物学

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