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闇に光る妖魔
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アサギのよぶ声
十二歳になったヤヒコは、父から「この国にないものを探してこい」と一人旅を命じられる。祖母のアサギも十二歳になったとき旅に出ていた。一方、高い城壁でかこまれた少女ユンの町は、戦で貧困にあえいでいた。ユンは、弓を作る工人である父とともに、「夢の国」とよばれる開拓地への移住を決意する。ヤヒコとユン、二人の若者の行く手に待つものは?小学校高学年から。
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