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薔薇十字叢書 風蜘蛛の棘(1) (富士見L文庫)
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「東京ローズを捜して欲しい」東京ローズ=日本軍が連合国側向けに行った反戦放送のアナウンサーの愛称。名探偵・榎木津が元GHQ職員から依頼されたのは、声を頼りに女性を辿る「声」捜しだった。捜査はやがて刑事・木場らが追うバラバラ殺人と交錯。さらに“薔薇屋敷の人喰い蜘蛛から逃げてきた”と話す少女が保護されてー。「風蜘蛛に囁かれた者はみんな自死してしまうんだ」小説家・関口が自著に生み出した妖怪『風蜘蛛』が、捜査を幻惑する。風にたゆたう薔薇のひそみに存するのは誰か。薔薇十字叢書待望の第二弾!
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