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ロクでなし魔術講師と禁忌教典23 (ファンタジア文庫)
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セラ=シルヴァース。かつてグレンの最大の理解者であった彼女はもう二年も前に命を落としている。その筈だった。「なんだか、本当に夢みたい。幸せ過ぎて、私、溶けそうだよ」そんな彼女がいまグレンの目の前で幸せそうに微笑んでいた。ジャティスとの決戦の最中、グレンが迷い込んでしまったのはセラと共に生きるifの世界。そこでグレンはセラの故郷を訪れ戦いを忘れて穏やかな日々を過ごしていた。一方で、その幸福に含まれた僅かな“違和感”がどうしても拭えなくてー優しく暖かい世界の中、グレンが下した決断とは?そしてついにー禁忌教典をめぐる戦いに決着の時が訪れる。
ライトノベル > 少年 > 富士見ファンタジア文庫
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