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海山の幸 品川人情串一本差し (角川文庫)
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元八丁堀同心の川路波之進は、品川宿の外れで妹の志乃と串の見世を開いている。浜の無事を守る救け組の面々や臨時廻りの跡部、油問屋の隠居ら常連に支えられ、見世は連日大繁盛だ。ある日波之進は救け組の元太と、身投げした娘を助ける。聞くと、兄が黒夜叉という悪党の仲間になってしまったという。どうも黒夜叉は、波之進が同心を辞めるきっかけとなった敵の手下らしく…。四季の料理と心に沁みる人情話で贈る時代長編。書き下ろし新シリーズ!
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・か行
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