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レトロ・ロマンサー(1) (角川文庫)
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お宝鑑定番組でテレビカメラを回していた桃井初音は、出品された江戸時代の人相書に不思議な引力を感じる。誰が描いたともしれないその墨絵にふと指先が触れた瞬間、脳天にドンと衝撃がきて、初音の意識は過去へと跳んだ。220年の時を遡り、江戸の町娘・はつの肉体に精神だけが宿った初音。かくして奇妙な縁で強制的にコンビを組むこととなったふたりの前に、絵師・東洲斎写楽が現れて…。胸躍る時代ミステリー開幕!!
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・な行
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