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火星の話
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私の本当のおうちはとっても遠いの。十八歳の誕生日には火星に帰らなきゃー転校してきた佐伯さんは、まわりから頭のおかしな人と思われていた。でも、僕はそんな彼女のぽつんとした背中が気になってしかたがない。夏休みの補習、夜のグラウンド、ゲームセンターー僕と彼女は大切な時間を過ごす。そして、先生が唱えた呪文をきっかけに、世界はぎゅるぎゅるぎゅると回り出し…コジマ・マジック炸裂!デビュー2作目にして、早くもフシギ青春小説の金字塔!
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