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疫神(1) (角川文庫)
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ケニアで発生した殺人カビ。ほどなくして、防疫に従事するエミリーのもとに向井という日本人からオレンジカビの論文が届く。同じ頃、“わるいもの”が赤く見える幼稚園児の桂也は、赤いものの出所を突き止めようとしていた。一方、特定の人物への殺人衝動に悩む夫婦は、高校の恩師“向井”に一人息子を託し自死を選ぶ…。果たして向井とは何者か。赤いものの正体とは?3つの物語が交わるとき、ある真実が浮かび上がる!
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・か行
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