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土方歳三 中(2) (角川文庫)
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武士になる夢を胸に浪士組として上洛した歳三ら試衛館の面々。元水戸天狗党の大物・芹沢鴨一派と行動を共にすることになるが、その問題行為の多さに歳三は危機感を覚える。やがて功績を重ね、「新選組」の名を授けられた隊を、歳三は副長として組織作りに心血を注いでいく。だが尊王攘夷派が勢いを増すにつれ、同じ志を抱いていたはずの仲間との間に、深い溝が生まれ…。鬼の副長と呼ばれた歳三の心中と苦渋の決断とは。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・た行
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