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表御番医師診療禄11 埋伏 (角川文庫)
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御広敷番医師の矢切良衛は、登城後に医師溜で御膳所の仲居が昨夜腹痛を起こしたことを知らされる。その仲居は、大奥で将軍に出される料理の調理に携わる者。将軍の食事にもしやー。綱吉の体調を危惧した良衛は、お目通りを試みるのであった。一方、本所深川の顔役となった真野は、縄張り内での騒動が何者かの陰謀であることに気づく。敵の狙いは、良衛なのか?周到に仕組まれた罠と陰謀を、良衛は切り抜けられるのか。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行
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