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四国辺土 幻の草遍路と路地巡礼 上原 善広(著) KADOKAWA - @Books

四国辺土 幻の草遍路と路地巡礼

著者上原 善広
出版社KADOKAWA
発売日2021年11月26日頃
サイズ単行本
価格1,980 円

辺土とはー草遍路、乞食遍路、プロ遍路、職業遍路、生涯遍路とも呼ばれる。長い歴史の中、「へんど」はやがて乞食を意味するようになるが、昭和三〇年代までは遍路といえば「へんど」だった。一方で、八八ヵ所を経文唱えて回る遍路は、ときに畏敬と畏怖の目で見られた。彼らは聖と賎を同時にそなえる存在だったのだ。現代の草遍路を探し、共に托鉢修行も行うだけでなく、路地(同和地区)の歴史もたどりながら五年をかけて遍路を続けた。「最後の聖域」の本質を大宅賞作家が抉り出す、唯一無二の紀行ルポ!!

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