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渋沢栄一自伝 雨夜譚・青淵回顧録(抄) (角川ソフィア文庫)
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正義に基づき、道理正しい経済を進めることが必要であるー。「近代日本資本主義の父」と称される一方、私利私欲による弱肉強食の競争を諌め、教育・福祉、外交といった社会事業にも尽力した先駆的な事業家・渋沢栄一。尊王攘夷思想に共鳴した農家の青年は、幕臣、新政府高官といった数奇な転身を経て、いかにして実業界に道を見出していったのか。肉声が響きわたる2つの自叙伝から、その実像を浮かび上がらせる。
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