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闇にあかく点るのは、鬼の灯か君の瞳。
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曼珠沙華ー過去。「そいつを摘むと人が死ぬんだぜ」-曼珠沙華の花が好きだと話す秋彦に、そんな言葉を遺して幼なじみの武は消えた。四年後、成長した姿で「タケル」が帰ってくる。彼は本当に、あの武なのか?疑問を胸に秘めつつも、秋彦はタケルに惹かれてゆくが…。闇にあかく点るのは、鬼の灯か君の瞳。-現在。永い時を生き続けるタケル。彼は何度も繰りかえす運命の相手との邂逅が、皮肉にも相手の命を削るとすでに知っていた。そんな中、桐嶺学園の生徒・雨月と遭遇し、彼こそが今の自分の「相手」だと気づいたタケルは、必死に距離を置こうとする。ところが雨月のまわりで不穏な事件が頻発して…みずみずしい少年たちのミステリアス・ミステリー!
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・か行
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