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鏡の言葉 佐野洋(著) 角川書店 - @Books

鏡の言葉 (角川文庫)

著者佐野洋
出版社角川書店
発売日1986年11月
サイズ文庫
価格501 円

夫の健一を交通事故で失くした須美子は、二十八歳で未亡人になった。鏡を見ながら本当に自分が未亡人に見えるか、不安だった。事故後、愛人ができた須美子は、妙にはしゃいだ気分だったからである。夫を車ではねた宮尾仁一が禁固六カ月の刑を終えて出所した日、『奥さんの味方』と称する電話を受けた。「憎んでも憎み足りない。殺してやりたいだろう。二十日の夜は一人になるな」という。そして二十日の夜、宮尾仁一が殺される。警察が動き出した。この話を愛人と義父に話したのだが、愛人の不可解な行動が須美子を恐怖に落し込んだ。長編推理小説。

小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・さ行
文庫 > 小説・エッセイ

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