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むかし・あけぼの 下 小説 枕草子 田辺 聖子(著) KADOKAWA - @Books

むかし・あけぼの 下 小説 枕草子 (角川文庫)

著者田辺 聖子
出版社KADOKAWA
発売日1986年06月11日頃
サイズ文庫
価格924 円

美しいばかりでなく朗らかで怜悧、しかも文学的才能もゆたか、という類まれな女主人・定子中宮に仕えての宮中ぐらしは、今まで家にひきこもり、渇き喘いでいた清少納言の心をいっきに潤して余りあった。男も女も、粋も不粋も、典雅も俗悪も、そこにはすべてのものがあった。「心ときめきするもの」など、小さな身のまわりの品、事象を捉えて書きつけた『枕草子』。そこには、共に過ごし、話に興じた、細やかな情趣を解してくれた中宮への憧憬と敬慕、中宮をとりまく花やかな後宮の色と匂いと笑い声を、千年ののちまで伝えたいと願う清少納言の夢が息づいているー。平安の才女・清少納言の綴った随想を、千年を経て、今清少納言・田辺聖子が物語る、愛の大長編小説。

文庫 > 小説・エッセイ
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・た行

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