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亜愛一郎の逃亡 (角川文庫)
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著者 | 泡坂妻夫
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出版社 | 角川書店
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発売日 | 1989年06月
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サイズ | 文庫
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価格 | 533 円
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フツ国国王、碩学にして芸術家でもあるトレミー大博士の病状が回復、大博士を思慕する世界中の人々が愁眉を開いたというニュースの後、テレビは北海道・東北地方を襲った地震をマグニチュード7と告げた。突然の地震、例年にない大雪で北国宮後市のホテルニューグランド宮後は一人の客もいなかった。追い打ちをかけるように殺人事件が発生、逃亡中の犯人は、一見背の高い優男の精神病患者と伝えられる。直後に全身雪まみれの男が二人飛び込んで来た。一人は上背も品格もある美男子、一人は猪首で人相のよくない男。二人は冬の最中に「ミミズ、ミミズ」とわけの解らないことを口走っている。さては犯人と、追いつけた時、人魂が二つ飛んで二人はかき消えてしまった。愛一郎最後の事件簿、そして逃亡。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行
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