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凄ノ王伝説(11) (角川文庫)
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“我が名は伊耶那美!我につき、我とともに魔と戦わん、いでよ、高天原八百万の神々!”天鳥船に火野天津彦と乗船した朱紗和子の全身から強烈なテレパシーが迸った。二人は、凄ノ王パニックで破壊された紀伊半島の古噴群上空で、神々の武器庫を求めて飛行していたー獣王宮殿の淑景北舎では、瓜生と雪代が呪われたように果てしなく、互いの肉体をむさぼり合っている。同じ頃、再会した真悟と玲奈も狂おしい性の饗宴にひたっていた…。壮大に凄艶に物語がスパークする伝奇SF。
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