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食べるたびに、哀しくって・・ (角川文庫)
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色あざやかな駄菓子への憧れ。初恋の巻き寿司。心を砕いた高校時代のお弁当。学生食堂のカツ丼。アルバイト先のアンミツ。そしてフグとラーメンについての一家言。まだ日本中が貧しかった懐しの昭和30年代から、飽食気味の今日まで、移り変わる時代相を織りこんで、「食べ物」が点在する心象風景をリリカルなタッチで描いた青春グラフィティ。
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