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天河伝説殺人事件(上) (角川文庫)
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能の水上流宗家・和憲には、和鷹、秀美という二人の孫がいた。巷では、異母兄妹になるこの二人のうちどちらかが将来、宗家をつぐだろうといわれていた。だが、舞台で道成寺を舞っている最中、和鷹は謎の死を遂げた。そして宗家・和憲も理由もなく突然行方不明に…。一方、新宿の高層ビル街で、一人の男が突然苦しみ倒れた。その側には天河神社のお守りである「五十鈴」が…。舞台は東京から、吉野・天川へー。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行
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