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想像力の地球旅行 (角川文庫 角川ソフィア文庫)
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荒俣宏の博物学入門
博物学は観察して目玉を楽しませる行為であり、記述する楽しみである。地球の上を実際に歩き、生きているモノを自分の目でみて確かめる。そこから、擬態や植物地理学、さらには進化論までもが啓示された。生物を分類したリンネ、変異や特異性に注目したビュフォンやジョフロワ、生物地理学を創始したフンボルト、機能による分類を達成させたキュヴィエ。そして死と繁殖の観念から歴史としての生物論に到達したエラズマス・ダーウィンー。楽しみの学問から様々な知の体系が花ひらいたのである。荒俣宏が時空をまたにかけて案内する、博物学入門の決定版。
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