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民夫くんと文夫くんあのころ君はバカだった (角川文庫)
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そのころ景山さんと高田さんは、“歩くボールペン”“喋る原稿用紙”などと自称他称する放送作家の先頭走者でした。おりしも三浦カズヨシさんが世間を騒がせ、グリコ事件に皆息をのみ、原宿の通りが黒い服で埋まり、代官山で地方ナンバーの車の跳梁が始まったころでもありました。あれから幾星霜。高田さんは立川流の大真打ち、景山さんは直木賞作家にして世紀末ヒョーロンカ。裕次郎逝き、「オールナイトフジ」も終わって、時代は移ったのですが、この本を読むと、世の中変わってないなあと思っちゃいます。
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