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スターダスト (角川文庫)
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酒に足をとられ、階段から落ちた老女優の郁代。記憶を失った彼女の部屋にあった32個の腕時計。それは、幼いときに別離した息子の誕生日に買い続けたプレゼントだった。弁護士の美津子が、友人に持ち掛けられた離婚の相談。聞けば、きっかけは保険証だという。若くして、ベストセラー作家となった男の万年筆をめぐるせつない思いで…。身の回りにある10の小物。それを失うことと、得ることのてざわりから、小さいけれど、たくましい人生が甦る。人は人を愛するように物を愛することを伝える、連作小説集。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・か行 文庫 > 小説・エッセイ
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