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邪宗門の惨劇 吉村達也(著) 角川書店 - @Books

邪宗門の惨劇 (角川文庫)

著者吉村達也
出版社角川書店
発売日1993年12月
サイズ文庫
価格555 円

〈母さん、帰らぬ、さびしいな。金魚を一匹突き殺す まだまだ、帰らぬ、くやしいな。金魚を二匹締め殺す なぜなぜ、帰らぬ、ひもじいな。金魚を三匹捻じ殺す〉-北原白秋の奇妙な童謡『金魚』とともに送られてきた中学時代の同級生からの招待状。東京渋谷区の高級住宅地松涛に建つ洋館を訪れた推理作家・朝比奈耕作を待ち受けていたのは、無限に連なる蝋燭の輝きと美女が二人に死体がひとつ。ワーグナーの歌劇が鳴り響き、金切り声で白秋の詩が朗読される異常空間で何が起きるのか?『館』での殺人の新構想登場。

小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・やらわ行
文庫 > 小説・エッセイ

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