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竜神沼綺譚(上) (角川文庫)
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9月ー初秋の頃。省吾は養父・田嶋清月を失った。母の連れ子であった省吾は、自分の出生に常々、疑問を抱いていた。そして、胸に椿型の痣を持つことも…。葬儀の日、1冊の写真集を見せられた省吾は、その中に亡き母と瓜二つの少女の姿を見つける。1枚の写真に導かれるように省吾は、母の過去を探り、出生の謎をとくため、写真が撮影された北陸へと旅立つ。彼の行く手に待つものは、いまわしい血の宿命であった。脆く妖しい愛の物語。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・さ行 文庫 > 小説・エッセイ
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