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ひとり (角川ホラー文庫)
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中学2年の夏、桃子は親友のすみれとバス旅行をしていた。ところがそのバスが事故を起こし、ふたりは崖下に転落してしまう。大怪我をしたすみれとともに救助を待った桃子だが、すみれは「わたしの分まで生きてね」と言い残して桃子の目の前で息を引き取った。その日以来、桃子は「すみれが自分の中で生きているような」不思議な経験をしながら成長したー。生と死で別たれても続くふたりの友情を描く、長編ホラー小説。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・な行 文庫 > 小説・エッセイ
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