|
|
恋のあっちょんぶりけ (角川文庫)
|
『恋のあっちょんぶりけ』は、アンアンに連載されていた巻頭エッセイである。アンアンは週刊誌だから、日々雑感が綴られているのだが、一冊の本として読むと、心にストライクした「誰かが言ったことば」や、自分で発見した「言い得て妙のことば」がたくさん出てくる。それは、「ロンバケ」の南や「ビューティフルライフ」の杏子が話し出す時のように、エッセイがしゃべり出している。さすが、「セリフの女神様」。日本語ブームの昨今だが、「私の今の気持ち」を伝える術を学ぶならば、北川作品以外にはない。それはきっと、「恋」にも役立つに違いない。
文庫 > 人文・思想・社会 小説・エッセイ > ノンフィクション > 文庫(ノンフィクション) 小説・エッセイ > エッセイ > エッセイ
|
みんなの感想
登録している読者
この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
|
|
|