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仏教の思想 10 絶望と歓喜<親鸞> (角川ソフィア文庫)
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日本人にも最も人気の高い親鸞を語る著述は、数多くなされている。しかし、その大半は、『歎異抄』の中の悪人正機説を取り出して、その思想を賛美する。それらは、はたして親鸞の思想の核心を語り尽くしているのか?。90年の挫折と絶望の生涯の中で、親鸞が創造した歓喜の信仰。「死の浄土教」から「生の浄土教」へ、親鸞の主著『教行信証』を軸に、はじめて捉え直した親鸞浄土教思想の真髄。
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