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カンビュセス王の秘宝(上) (角川文庫)
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紀元前五二三年。古代エジプトをほぼ征圧したペルシア王カンビュセスは、最後の征討軍をテーベに送った。だが、その巨大な軍隊の足跡は、突然途絶えてしまう。強烈な砂嵐に巻き込まれ、消滅したと歴史では伝えられているが、その謎は、今もまだ解き明かされていないー。現代。タラは考古学者の父の招きで、エジプトを訪れる。しかし、空港にも自宅にも父の姿はない。発掘現場の別宅でタラが発見したのは、すでに死んでいる父の姿だった。そして、部屋に残されていたのは、父が嫌っていた葉巻の匂いだけ…。壮大な砂漠を舞台に、エジプト史上最大の謎解きが幕を開ける。
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