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蟻の革命 ウェルベル・コレクション III (角川文庫)
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「静粛に!」木槌が三回ならされる。人類史上初めてのアリ裁判が始まった。証言台に立ったのはアリ103号。容疑は殺人。翻訳機械“ロゼッタ・ストーン”の前で中肢と後肢で立ち、宣誓したその姿は鮮烈だった。“私は真実を、真実だけを話すと誓います”森林開発と、謎のガラスのピラミッドをめぐり複雑に交錯するアリと人間。『相対的かつ絶対的知の百科事典』の第三巻を手にした少女ジュリーは息を呑んで裁判の行方を見守るのだった。痛恨の刊行中止事件から七年。幻に呼ばれていた名作の完結編が本邦初訳でついに登場。
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